あなたも垢抜ける白髪染めで20歳若返ろう!!

皆様今晩は。
ヘアデザイナーの空(くう)と申します。
今日は若返る白髪染めについての第二弾の記事を書いてみようと思います。
下の写真は当店に来店されている常連の70代のお客様です。
このお客様からここ最近よくお聞きするお話の中に「そのカラー何色?」と周囲の女性たちに聞かれると言うのです。

皆さんはこの方のカラーは何色に見えますか?
70代のお客様なので当然白髪はかなり多くなって来ております。
当店には1年間ほど通われています。
白髪って年々増えるものですよね?
中には突然減ったという方もいますが、平均的なお話で言えば年々増えていくのが一般的です。
若い時には気にもならなかった白髪染めですが、30代〜40代あたりを境目に気になる方が多いようです。
今回皆様にご提案していく白髪染めは、実は白髪染めでは無いんです。
え?どういうこと??
なんて声が聞こえてそうですが、「白髪染め」ではなくて「おしゃれ染」なんです。
しかし単なるおしゃれ染だと白髪に全く色が入らない色味もありますので、白髪にもうっすらと色が入るようなカラー剤の選定が肝となります。
美容界では白髪染めの薬剤とおしゃれ染の薬剤が分かれておりますが、その分類の中のおしゃれ染に限りなく近づけた白髪染めなんです。
ちょっとわかりにくいですね?
ではもう少し詳しく説明しますね。
まず皆さんは白髪染めというとどういう色を想像しますか?
というよりも何を目的に白髪染めをしますか?
これはサロンカラーでもホームカラーでも同じ目的のはずです。
そうです!白髪染めの目的はズバリ白髪を隠すためですよね!?
当たり前じゃん!白髪を隠さなければ意味ないじゃん!!
・・・ですよね〜。
ところがホームページのヘッダーにも使った画像ですが、こちらを見てください。

上図の右は過去の自分というイメージです。
一般的な白髪染めを現在している方をイメージしています。
右側のイメージは、未来という意味で、左から右にチェンジしてみませんか?というコンセプトで当店オリジナルの「垢抜け白髪染め」を訴求する広告内容となっております。
「どうしたらこういう色になるの?」
冒頭でご紹介した70代のお客様がよく周りの方々に聞かれる内容です。
「その色は何色?」
答えは・・・
グレイジュカラーと言います。
グレイは灰色系でグレイカラー。
ベージュは少し暖色系の茶系が淡く入ってベージュ系の色味になります。
グレイとベージュが合わさり「グレイジュ」と呼ばれているようです。
技術的なプロセスを少し説明すると下図のようなイメージになります。
下の画像は現在白髪を隠すための白髪染めをしている方の場合を想定しています。
料金はカット→脱染剤2回塗布→おしゃれ染→シャンプーブロー→チェックカット=税込20,000円のところを今回限り!
2022年7月末までは「ネット見たよ」を合言葉に5000円割引で20,000円→15,000円でご奉仕しております。

脱染剤は特殊な薬剤で非常に強力なブリーチ剤です。
真ん中の金髪が気になる方も多いと思いますが、現在白髪染めをしている場合は黒や茶色の人口色素を一旦抜きますので、途中が金髪のような色になると言う意味です。
中央の金髪色で終わるわけでは無いので、金髪にしたら次にグレイジュカラーをします。
頭皮を安全に守るために、出来れば前回の白髪染めから2週間程度は経過していると良いですね。
脱染剤を頭皮に塗布しないで1回目を塗布し、暗い白髪染めの抜け具合を見ながら10分前後から2回目の脱染剤を塗布します。
その時に人によっては1回で済む場合もあるので、その分時間は早くなります。
料金については1回でも3回でも同じ価格です。
じゃあ1回よりも3回塗布した方がお得ね!と思うかも知れないけど、脱染剤の塗布回数はダメージと比例しているので、できるだけ塗布回数は少ない方が髪のダメージには良いと思います。
なので何回脱染剤を塗布したかではなくて、この「垢抜け白髪染め」というメニューが丸っと20,000円だとご理解ください。
ロング料金は3,000円プラスで23,000円の今だけ5,000円割引となりますので18,000円税込となります。
脱染剤の使用回数は髪質やダメージによっても違いますので詳しくは当店のスタッフにお尋ねください。
0555-72-8509 美容院はしびと
次のパターンは2回目以降がなんと!カット込みのカラーで7,700円税込となります。
2回目と言うのは再来店した場合の「垢抜け白髪染め」料金は7,700円と言うことです。
つまり白髪の多い方の場合は、1回目の来店だけ料金が高くて、2回目からは安くなりますので半額以下の料金で済むようになります。
2回目以降だけではなくて、現在白髪染めをしていなくて白髪の多い方の場合も7,700円で済みます。
ただ例外はあります。
当店のお客様にも多いのですが、白髪と黒毛との比率で白髪が少ない場合は、ハイライトとおしゃれ染の組み合わせの場合はカットとハイライトとおしゃれ染で13,200円になります。
ハイライトは古い言葉でメッシュと言われることもあります。
では現在白髪染めをしていない場合の白髪混じりの方の場合のイメージはこちらです。

脱染剤を使用しないので時間も短縮できて、金額も約半分の7,700円税込でカットカラー料金となります。
最後に垢抜ける白髪染めをした時のメリットとデメリットをまとめてみます。
まずはデメリット。
現在白髪染めをすでにしている方の場合は、脱染剤を使用するため多少のダメージが残ります。
どの程度のダメージかは髪質や過去の施術歴にもよりますが、例えば縮毛矯正やデジタルパーマをしているロングヘアだとかなりの髪の負担になるので、全体に脱染剤を塗布して白髪染めを除去するよりも部分的に脱染剤で明るくするハイライトをおすすめしています。
あまりにもダメージがある場合は、何度かカットだけでダメージを軽減してからの「垢抜ける白髪染め」になる場合もあります。
逆にショートヘアでパーマや縮毛矯正をしていない場合はさほど気になるようなダメージでは無いかと思います。
そして脱染剤は基本的に初回のみ使用しますので、2回目以降はご自身の白髪を生かすコンセプトで色を選びますので通常の白髪染めと同程度のダメージとなります。
次にメリットについてです。
「垢抜ける白髪染め」の一番大きなメリットは若返る!ということです。
どうして若返るかと申しますと、グレイジュ系カラーというのは今一番10代〜20代に人気の色だというのがあります。
つまり若い方々が好む色なので若返るということです。
Googleで「グレイジュカラー」と検索するとこういう画像がたくさん出てきます。

この写真はどれも20代を中心にした若い世代です。
彼女たちは白髪染めでは無いけれど、脱染剤で黒い天然のメラニン色素を抜いて、おしゃれ染をしています。
ハイトーンのクレイジュカラーは今回何度も出てきました「脱染剤」を使ってブリーチします。
一旦金髪にしてグレイジュ系のカラーを被せていきます。
プロセスは同じですが、白髪の無い黒い髪を脱染剤で色抜きするのと、白髪染めのジアミン色素という人工的な暗い色素に脱染剤を使用するのは同じ薬剤を使います。
脱染剤を使わない場合は、透明感や明るさは表現できないので暗めのグレイジュになります。
くらいグレージュでは白髪と親和性が無いため脱染剤で明度を上げる必要が出てきます。
脱染剤を使用して明度だけ上げると明るい金髪になりますので、今度は彩度が高くなり白髪や黒い髪と親和性がなくなるので、彩度を下げるために灰色=明るいグレイを使います。
こうした若い世代に人気のある色がグレイジュカラーなので若返るイメージになります。
「垢抜ける白髪染め」の最大のメリットは、なんと言っても翌月の白髪が目立たなくなることです。

上図の右は一般的な白髪染めです。
白髪染めの目的は白髪を隠すことです。
隠す目的だから白髪にしっかりと人工色素ジアミンを入れるので染めた時には白髪が完全に消えます。
完全に白髪を消すことで2週間後→2ヶ月後→時間を経るごとに左側の画像のように白髪が目立ち始めます。
これは従来から行われている白髪染の反動ですが、綺麗にしっかりと暗めの色で隠せば隠すほどに来月にはくっきりはっきりとかえって白髪を目立たせる結果となります。
多少明るいブラウンも同じでやはり来月からの白髪は目立ちます。
逆の発想でどうせ白髪は出ているのだから、白髪を隠すのではなく白髪と共存する考え方が「垢抜ける白髪染め」です。
白髪を隠さないで白髪を生かしていくをコンセプトにをご提案している「垢抜ける白髪染め」
白髪は色ではなく無彩色という分類になりますので、色味は少ないほど白髪は目立ちません。
グレイは無彩色なので、グレイ系の色を使うことで白髪と親和性のあるカラーに仕上げます。
ベージュ系は色相関ではグレイに近い色なので、グレイとベージュは親和性があります。
なので白髪とグレイジュは親和性があるため、時間が経っても白髪とグレイジュカラーの境目は目立たないと言えるでしょう。
白髪染めの目的は白髪を隠して若返ることでしたが、年々増えてくる白髪をいつもまでも隠すことは無理があるのでは無いかと考えました。
白髪と共存するためのおしゃれ染こそ「垢抜ける白髪染め」であると言えるかと思います。
こうした二通りの目的の違いによって染めてから時間が経った時の白髪の気になり方が変わってきます。
ということで今日はこの辺で終わります。
興味ある方は当店までお問い合わせください。