白髪染めでも毛髪を傷めずにオシャレに染めることが出来る方法

いつも自宅で白髪染めをされている主婦の方、毛髪もシャンプー台でシャンプーしようとして、お湯で髪の毛を濡らしたとたんに、髪の毛の手触りがガシガシになり「ムムム⁉」
結構傷んでいる様子。
これは、、、、
お客様も「結構、ガシガシしちゃうんですよね(笑)」
うちの美容室になくてはならないMFシャンプーで毛髪をきれいに整えてと。
カットも終了していたので、あとは、
普段の生活の中で、動きのる部分のみにハイライトを入れて、より髪の毛の束感の動きがきれいに出るように施術していく。
その後、全体に宮崎市のハナヘナさんのナチュラルヘナを塗布して終了、の予定。
施術中のお写真は、残念ながら、今回はないのだが、仕上がりのお写真はあるので、そちらを掲載しておく。
まずは、こちらのお写真。
表面に、オレンジブラウン系のラインが分かるだろうか?
お次の写真はこれ。
所々に、オレンジブラウンのラインが、筋が入ってる。

そして、もう一枚、載せておこう。

いやぁ、なんて優しい表情なんでしょう。
優しい笑顔が温かい雰囲気を作ってくれる。
それでは、染め方を簡単に説明していきます。
1、ヘアカットデザインの目的を果たすようにカラーデザインを決定します。
カットをした空さんにこのカットデザインの目的を伺ってみると、
『とにかくいつも襟足がもたついてる、重くなる、ことがカットに行く動機になっていた、
後頭部が絶壁なので気になるというカウンセリング内容だったので、
まずは、襟足を軽めに長持ちするようにカットを施して、
後頭部の絶壁を補正する骨格修正のカットを施しました』
という空さんからの返答でした。
2、まずは、お客様の気にしている絶壁の部分にハイライトでより高さを加える。
後頭部の高さが出るように空さんがカットを施した箇所に更に高さを強調できるようにと思いを込めて、ハイライトと呼ばれる明るめの筋になるようにカラーを入れていく。
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目的を更に強調するための手段としてハイライトを入れるメリットは、カラー剤を塗布する箇所が最小限になるために傷みも最小限に止めることが出来ます。
カラー剤を塗布する箇所は、最小限にとどめて後頭部の悩みを解決に近づけることが出来るんです。
↓
この作業により、お客様の気にされていた後頭部の絶壁という部分を
造形心理学に基づいたカット+高さを強調したい箇所に入れるポイントハイライトカラー技術により解決することができました。
3、最後に、髪の毛の状態をベストな状態で終了するために、ヘナカラーを塗布する。
ハイライトカラーで、お客様の悩みである後頭部の絶壁の部分は解決、その後に気になるのが、髪の毛のコンディションですね、
普段のお客様は、お仕事が多忙なために市販の白髪染めで、頻繁に染められていたために、毛髪のダメージも少し気になる所でした。
ですので、髪の毛の傷み具合は気になっているのか?尋ねると、少しは気になっているということがわかったので、天然100%と自信を持って言えるハナヘナをご紹介させていただきました。
そうしましたところ、ハナヘナをやってみたいということだったので、ハナヘナをさせていただきました。
ハイライトカラーを入れた後に、ハナヘナを施すことで、毛髪のコンディションを良好な状態にして、お客様を帰すことが出来るんですね。
とってもいいことですね。
おかげで、最後は、自宅のカラーで傷んでいた髪に艶が戻り、更には造形心理学に基づいたカットで後頭部の絶壁は修正され+後頭部周辺のみのハイライトカラーにより、お客様の悩みを解決したコンパクトボブが完成いたしました。

次回は、どんな髪質でご来店されるのかが楽しみです。
因みに、ハナヘナを一回分だけお持ち帰りされました。
自宅でも前だけの白髪が気になったらハナヘナで染めてみるようですね。
今回は、こちらの提案を受け入れてお写真までokしていただいてほんとうにありがとう。
心より、感謝いたします。
毎日の忙しい日々でも、今日施術したハイライトカラーがお客様をきれいに演出してくれますように。