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久しぶりに白髪染めをおしゃれ染でしてもらいました。

こんにちは。

数えの還暦を迎えましたヘアデザイナーの空です。

いつも記事を読んで頂きまして誠にありがとうございます。

おかげさまで順調にアクセス数が伸びて、多い時には1日150名もの閲覧者がいるようです。

では本題です。

昨日の記事に続いて、『白髪染めなんだけど、白髪を隠さないでおしゃれな色で染める』と言うことで、今日はグレイジュカラーに挑戦してみました。

Google検索で『グレイジュカラー』と入力すると以下のような画像検索結果が出てきます。

Googleで『グレイジュカラー』と検索した画像検索結果がこちら。

昨日書いた『白髪染めなんだけど、白髪をおしゃれに染める』記事についてはこちら。

私はここ20年くらい白髪染めをしていなかったので、久しぶりのカラーリングでした。

では早速ビフォー&アフターを比べてみましょう。

13レベルのグレージュカラーで施術したビフォー&アフターです。

少しわかりにくいかな?

13レベルのグレイジュカラーを施術したんですが、13レベルというとかなり明るいトーンになりますので、それだけ色素が少ないため、白髪をしっかりと隠す色味ではありません。

通常の白髪染めは5レベルから7レベルで施術する場合がほとんどです。

つまり白髪隠しです。

4レベルだとかなり黒いので、あまり皆様が好まれる色ではありません。

日本人の髪の天然のメラニン色素の平均レベルが5〜7であることを考えると、5レベルは普通の黒で厳密には黒に近い焦茶色でもあります。

6レベルの白髪染めが平均的な明るさで、少し光が当たると明るい焦茶色に見えます。

7レベルは元々明るい方だと言われるような日本人の茶色い髪です。

そしてブリーチした金髪が16レベル〜18レベル。

白髪が20レベルですので、今回私がした13レベルのカラーがかなり明るめのカラーであることがわかると思います。

先程の比較画像を拡大比較したものです。

上図の下の写真ですが、13レベルのグレイジュをオキシドール2%で染めましたので、黒い髪はほとんどリフトアップされていませんから、地毛に近い暗さです。

グレイジュカラーには淡い紫が入っていますので、透明感が出てきて、光の加減によっては少し紫色が見える場合もあります。

オキシドールが2%とは言え、弱いブリーチを使用してることになりますので、少しだけメラニン色素が削れて13レベルのグレイジュカラーが地毛の黒い髪にも入りました。

白髪の方も同じように13レベルのグレイジュカラーが入りましたので、染める前は白黒のコントラストが強く、しかも自然の白髪は少し黄ばんでいますので、グレイジュに含まれている淡い紫系の色味で黄ばみをそぎ落としています。

こうして地毛の黒い部分は淡くリフトアップされて、色素が入り、白髪には黄ばみを削いだグレイカラーが入っています。

もう少し具体的に20段階でカラーのトーンチャートを参考にしながら13レベルのカラーが白髪と黒毛にどのように変化をもたらすのか見ていきましょう。

いかがでしょうか?

黒毛にはほとんど何も影響がないように見える淡いグレージュカラーも、白髪には黄ばみを落として、アッシュ系の仕上がりになっていることがわかるのではないかと思います。

白髪を染めているか?染が隠れているか?と言うと、染まってはいるけれど白髪が隠れているわけではないという事です。

ここがとても重要です。

なぜなら来月〜再来月と次回サロンでカラーするまでの間に、根元から伸びてくる白髪がほとんど目立たないでストレスフリーに開放されるからです。

しかも若い世代がわざわざ数万円支払ってサロンカラーする今大人気のグレイジュカラーが中高年で白髪の多い方だからこそ半額で出来ちゃうんですから!?

そしておしゃれ染の欠点でもある、黒毛が伸びてきたときに根元がプリンになってしまう問題も解決しています。

黒毛が明るくなっているか?と言うと明るくもなっていないので、白黒のコントラストはほぼ残っています。

だから来月〜再来月になっても根元の新しく生えてきた黒毛が気になりません。

しかし白髪がグレー系になったことで、おしゃれなカラーリングにはなっています。

何もしなければ少しだけ黄ばんでいた白髪が、ハイトーンのグレイジュカラーをすることで淡いグレーになり、結果的におしゃれ染したように見えるのは不思議です。

これが若く真っ黒な方でしたら、2回ほどブリーチして白髪に近い色を出してからグレイジュカラーをオンカラーで施術するので料金も倍かかりますし、時間も倍かかります。

白髪が元々生えている中高年ならではのおしゃれ染、白髪染めの新提案でした。

ご興味がある方はぜひ当店で新しい白髪染めに挑戦してみてはいかがでしょう?

ではまた!

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