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ヘアスタイルを決定する時に最も重要なこと!正しい毛髪理論とは?

皆様こんにちは。

今日は2021年4月3日ですので、私は今日で59歳になりました!

数えでは還暦!?

今や人生は100年時代に向かっていますが、健康年齢はというと実は70歳程度だそうです。

つまり70歳を過ぎてゆくと病気が多くなり、80歳をすぎると寝たきりの方が多くなるので、健康年齢は70歳前後だそうです。

1月27日から糖質を制限して、炭水化物は一切取らない生活を続けてはや2ヶ月を過ぎたところです。

食事は朝はバターコーヒー(エスプレッソコーヒーと放牧牛からとれたGHEEと言うバターとココナッツ由来のMCTオイルを攪拌機で混ぜたもの)だけ。

昼と夜は野菜と肉や魚にMCTオイルとかけたりして食べています。

現在84キロあった体重は73キロに!

なんと2ヶ月で11キロも痩せてしまったヘアデザイナーの空です。

左手に持っているのはバターコーヒーに入れるMCTオイル、これとギーを混ぜて作ります。

それでは本題です。

ヘアスタイルを決める時に最も重要な段階はヒアリング・・・

ヒアリングから導き出されるお客様の理想像を具体的にイメージ共有するカウンセリング・・・

この2つのプロセスがとても大事です。

ヒアリングとは?

相手の意見や要望を聞く作業を一般的にヒアリングと言います。

私の場合は、ヒアリングとカウンセリングの前に毛髪理論をお話しすることが多いのです。

ヒアリングやカウンセリングがヘアスタイルを決める時のプロセスであるであるのに対して、毛髪理論はその大前提として必要な知識であると考えています。

毛髪理論について書いている過去記事についてはこちらです。

毛髪理論をお客様と共有することは、少し不可解な感じがする方もいるかと思います。

通常は毛髪理論は美容師側の知識であるので、お客様にそれを伝える必要は無いという考えもありでしょう。

それも一理あります。

しかし私はあえてお客様に一見必要の無いような情報と思える毛髪理論をお客様に伝えるのか?

それは髪はお客様自身のものだからです。

その髪が現在どのような状況なのか?

その状況はどうしてそういう状況に変化したのか?

こうしたことはカラーリングやパーマなどをしている方には特に重要だと考えています。

ヘアスタイルを決める前に新規のお客様にほぼ全員このような毛髪理論を話しています。

上図はお客様の承諾を得て撮影したものです。

健康毛の方であれば、この毛髪理論をお話しするプロセスは割愛しますが、多くのお客様はカラーやパーマなどで髪のダメージが多かれ少なかれある場合がほとんどです。

髪の構造や、どうして髪が傷むのかを知る権利がお客様にはあると思うし、どうしたら傷まないようにできるのか?

そのそも髪の傷みとは何なのか?

そうしたことを知ることがお客様自身のダメージを軽減することに繋がりますし、サロンから帰宅されてから後のダメージの拡大を防ぐことに繋がります。

毛髪理論を伝え終わる場面です。

新規のお客様は当然のこと、再来店された方でも必要なら何度でも毛髪理論を説明し、髪を健康に保つ方法について知識を共有させて頂きます。

確かに髪のダメージの初期原因は美容室で起こることが多いのですが、それを拡大させるか否かはお客様自身のヘアケアに関する正しい知識の質と量に関係しています。

正しい毛髪理論を知らずに、間違ったヘアケア方法でダメージが毎日拡大していったとしたら、それはパーマをかけた美容室のせいだけでは無い場合があります。

逆に正しいヘアケアをしているにも関わらず、髪がダメージを拡大させた場合はサロンの責任となります。

「髪が傷んだ場合の保証はありますか?」

なんて質問を頂くこともありますが、答えは・・・

「いいえ、そのような保証はしていません」

と答えています。

当店でパーマをかけて髪が傷んだ・・・という場合であっても髪が傷んだ原因は複数あります。

例えばホームカラーを繰り返し何十年もしている方がいるとします。

しかもホームカラーを塗布して放置する時間は3時間・・・テレビを見ながら染まるのを待っているとしたら?

これはもう常識を超えたダメージが想定できます。

もちろんこのような方にパーマをかけた美容室の責任もありますが、そのような髪のコンディションを作ったことが1番の原因でもあるわけです。

この場合は、パーマで傷んだというよりも始めからホームカラーで傷んだ髪にパーマをかけてしまった美容室の判断ミスであると思います。

そうした経験もあって、パーマをかける場合はより慎重なアプローチを取るようにしています。

最近の代表的なパターンをご紹介します。

当店では3回パーマをお断りしたお客様が先日4回目の来店でようやくパーマをかけることが出来ました。

パーマがかけられるような状況になったのでパーマをかけたということです。

もちろんこの方の場合は、最初に毛髪理論で現在の状況を理解して頂き、ご自宅で当店のMFシャンプー&コンディショナートリートメントにてヘアケアを徹底して頂き、毛髪診断で3回パーマをかけなかったという経緯があります。

MFシャンプーを購入する方はこちらにサイトを参考にしてください。

3回毛先を切って、カラーを和漢彩染に変更して、なおかつMFシャンプー&トリートメントを使用してからのパーマでしたので、綺麗な大きいパーマがしっかりとかかりました。

このようなことは比較的日常茶飯事です。

パーマをかけに来たのに、パーマをかけないでカットやトリートメントなどヘアケアだけしかしないで帰られることは当店では珍し事ではありません。

一見、美容室の経営者の観点からすると『客単価を下げて損をしている?』ようにも思えることですが、そうとは限りません。

確かに、その時にはパーマをお断りするので、客単価は半分に下がりますが、お客様は『信頼』と言う価値を見出す可能性が高いのです。

信頼は売上ではありませんが、美容室の『付加価値』となってリピート率にも繋がる要素でもあります。

つまり長い目で見たら『得』する判断なのかも知れないわけです。

そうです、『損して得とれ』と言うことになるかも知れないわけです。

先程の方のように、パーマをお断りしてお帰りの際にご自宅でヘアケアして頂くためにMFシャンプー&コンディショナーをお買い上げ頂くことも多いです。

まずは髪質を改善しながら、カットしてパーマが綺麗にかけられる状況を作り出すことが大事です。

髪質改善のMFシャンプー&トリートメントを購入する方はこちら。

ダメージのある方はMFシャンプー&コンディショナーでパーマがかけられる髪質するようにアドバイスしています。

先程の例えは珍しいことでは無くて、ホームカラーも含めた髪の施術履歴はとても重要です。

話を戻しますが、毛髪理論でこのような話をして、なぜ髪が傷むのか?

どうしたら髪を修復することができるのか?

修復できないとしたらどうして修復できないのか?

どうしたら・・・などなど

こうした原因行為が何年にも積み重なり、現在の髪のコンディションが成り立っています。

美しい髪は一夜にして完成するものではありません。

毛髪理論の最終段階で、この後ようやく髪型の話ができるようになります。

さてここまでで毛髪理論のお話は終了です。

いよいよ髪型の話ができます。

こうした周りくどいプロセスを取る理由は髪型は毛髪のコンディションで良くも悪くもなるからです。

皆さんも心当たりがあると思いますが、髪が傷み過ぎてボロボロなのに髪型が決まっていることってありますか?

傷んだ感じを良しとしたボサボサ感のあるヘアスタイルなどは別ですが、通常はあまり無いですよね?

特に中高年以上のお客様は艶感やハリコシを希望されている場合が多いので、バサバサした髪質になって喜ぶ方はいません。

お客様に後ろ姿や横顔の様子を見ていただきながら、髪型のサイドシルエットやバックシルエットなどを確認します。

私が右手に持っているのは新聞折込で撒いたチラシです。

チラシに載せたヘアスタイルを参考にしながら仕上がりのイメージを共有しています。

これから新聞折込で配布予定の第7段のチラシ(B4表)

ヒアリングの主な目的はお客様の来店動機を聞き出し、新規の場合でしたら、過去に何かが不満で当店に来店したとか、何かを期待して当店に来店いるだろうと想定ながら話を聞いていきます。

何となくの方も稀にいますが、多くの場合は明確な目的意識があって来店されています。

この部分がとても重要ですね。

なぜ前の美容室を離れて、新しい美容室に行くことにしたのか?

そこにはお客様がお金を支払うつもりで当店に来店している何某かの理由があります。

逆にいうと、その目的を達成しなければお客様はまた次の美容室を探すしか無くなります。

傾聴してニーズや言葉で表現できていないであろうシーズを感じ取りながら今日の来店理由をヒアリングします。

その一つとして鏡で横顔や後ろ姿を確認してもらうことはとても大事です。

正面なら鏡を見ながら髪型の話が出来ますが、横顔や後ろ姿は合わせ鏡で自己認識していただく必要があります。

最後の仕上げだけ合わせ鏡を使うことはとても危険です。

事前に合わせ鏡で確認して、仕上げの時にそれを再確認する場合は良いのですが、最後だけいきなり後ろを見せられても後の祭り・・・なんてことになりかねません。

その時にはお客様は「イメージと違う・・・」と感じても言葉にできない可能性があるからです。

ヒアリングやカウンセリングの時点で正面と横顔と後ろ姿の最低でも3点は確認するべきでしょう。

これに加えて、トップについても合わせ鏡で確認することがあります。

年配のお客様はトップの髪のことをとても気にされていますので、トップを改善したいという来店動機はよく聞きます。

若いお客様にはあまりない問題かもしれませんが年配のお客様の多くは頭頂部が薄く見えてきたことや、ボリュームが出にくい事などを悩んでいます。

今回の撮影のモデルさんは若い方でしたので横顔シルエットの話を中心にしました。

さて、毛髪理論・ヒアリング・カウンセリング・アドバイスと4段階のアプローチが終了したので、その髪型の意思決定に基づいた施術をしていきます。

今日のモデルさんは髪のカラーの退色を気にされていましたので、カラーバスというメニューをご提案しました。

こちらのモデルさんは前々回にブリーチをしてかなり明度を上げていますので、時間が経つと黄色みが出てきて、金髪に向かってきます。

そこでカット前のシャンプー時に、シリコン除去シャンプーなど皮膜剤を一度落とします。

そしてカラーバスというメニューで黄色くなってきた髪に補色のバイオレット系の色素を戻します。

カラーバスは黄色みを抑えるバイオレットを使用する。

サロンでカラーバスをすることに予算や時間の問題がある方の場合はご自宅でカラーシャンプーをすることもできます。

おすすめはこちらのクオルシアのパープル系のシャンプー剤です。

一度明るくした髪がだんだん金髪になってきたとか、ベージュ系・ミルクティ系・グレイ系・などをしている方には特にお勧めです。

数あるカラーシャンプーの中でも特に黄色みを抑える力がありますので、週一などのペースで、通常のシャンプーの代わりに使用してください。

シャンプーをたっぷり髪に塗布して髪に馴染ませて10分間程度は放置すると効果的です。

他にも白髪を綺麗な純白にしたいなど、黄ばみ取りにも最適なシャンプーです。

シャンプー後は薄い紫の色がつく場合がありますが、週一に染めて、4〜5日で紫がなくなってきます。

個人差がありますが、黄ばんできたら使用するというご自身のパターンを作ってみてください。

お得用はこちらです。

シャンプー後にカラーバスで黄ばみをとっているところ、よくコーミングして放置時間5分。

シリコン除去シャンプー後、カラーバスを全体的に満遍なく塗布していきます。

シャンプー台に寝たままの状態でトリートメントを塗布する要領で塗っていきます。

カラーバスを塗布している最中の様子。
カラーバスを塗布し終えたら、荒歯のクシで丁寧にとかしてムラが出ないようにカラー剤を広げていきます。
シャンプー台に寝たまま5分間放置した後にカラーの入りを確認しているカラーテスト中。

カラーバスを塗布して5分間放置してからカラーテスト開始です。

毛束に塗布されているカラーバスを手で取り除きながら、光に透かして毛束の色味を見て判断します。

茶髪や白髪の黄色みが抑えられてきたらOK!

まだ黄色みが強いと感じたらさらに5分間追加します。

お客様はシャンプー台で寝たままで大丈夫です。

追加で5分置いたので、合計10分の放置時間となりました。
カラーバス終了後のシャンプー&プチヘッドスパ

これでカラーバスを終了します。

カラーバス&シャンプー&プチヘッドスパ&カット&=6600円(税込)

カラーバスで黄色みが抑えられてアッシュ系のベージュになったビフォーアフター。

そして仕上がりはこちら。

カラーバスとカット終了後の仕上がりのヘアスタイルです。

いかがでしたか?

いつかサロンで皆様とお会いできることを心から楽しみにしています。

何か質問や疑問などありましたら下記フォームよりコメントくださいね。

ではまた!

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