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輪郭などのコンプレックスとヘアスタイルとの関係性についての考察をしてみました

皆様今日は。

今日も山中湖は朝から雨がシトシトと降っています。

雨の日も良い感じです。

写真は以前霧の深い日に山中湖で撮影したものです。

霧がかかっていて幻想的な雰囲気の山中湖です。

それでは本題です。

先日は骨格のコンプレックスをカバーする髪型について解説しました。

骨格の補正についての過去記事を読む方はこちらをクリック

今日は輪郭について考えてみたいと思います。

面長や丸顔などご自身が「嫌だな・・・」と思ってしまう形に対して「コンプレックスがある」と表現しますよね。

最近何度かカウンセリング時に聞いたのが「丸顔をカバーしたい」という要望でした。

丸顔をカバーする髪型はどのようなスタイルがあるでしょうか?

イラストレーターで簡単な絵を描いてみましたので様々なスタイルで比較してみましょう。

注意点として丸顔が良いとか悪いとかいう話ではありません。

丸顔を可愛いと感じている方の場合は、丸顔がコンプレックスではなくて、長所や個性となりますので、また話が違ってきます。

あくまでも丸顔が欠点だと感じていらっしゃる方に関する内容となります。

レングス(長さ)やシルエット(形)別に丸顔をカバーする髪型はどれ?

上図は全て輪郭や体型が同じものです。

F ・K・Nの赤い丸が付いているスタイルは私が個人的に良いと思う形です。

見る方によって違う見解があっても全然問題ではありませんよ。

ヘアスタイルは好みや主義や主張が中心の価値観ですので、周りがなんと言おうと好きなものは好きで良い世界でもあるので、自由な世界です。

ですから赤い丸印は丸顔のコンプレックスの方にこのくらいのスタイルがバランスが良いのではないでしょうか?と私だったら提案するのではないかと思うヘアスタイルです。

髪型は似合う似合わないという判断もありますが、バランスが良い悪いという判断もあります。

今回のテーマである「丸顔コンプレックス解消ヘアスタイル」でどれが丸顔を強調しているか?

逆の発想で考えてみましょう。

丸顔をデフォルメ(強調)しているヘアスタイルはどれでしょうか?

私が選んだのはE・M・Sの黒丸です。

こうしてみると、顔のフレームに当たる髪型は、輪郭に対する額縁の役割をしているようです。

額縁が太すぎても、細すぎてもバンランスはあまり良くないように思います。

特に髪を削ぎ過ぎて細くなり過ぎた場合は、丸顔が強調されているようです。

しかし、ここでも個性を全面に出したい場合は逆の発想もありでしょう。

例えばお笑い芸人であるとか、面白く見せたいなど・・・

より丸顔に見せて笑いを取るとかね!?(笑)

しかしここでは「丸顔コンプレックス解消髪型」に的を絞っていますので、上記画像では特にフレームが細い場合はショートヘアでも、ミディアムでもロングでも同じく丸顔が強調されてしまう髪型になると思います。

この中でもMのスタイルが一番両サイドが細身のヘアスタイルで、丸い輪郭が強調されています。

こういうパターンでお客様が来店された場合は、私のアドバイスはこうです。

「丸顔をカバーするために、もう少し両サイドに厚みを出すように髪を伸ばしていきましょう。」

あるいは似たような言葉で表現するとこうです。

「レイヤーが入りすぎたり、削ぎバサミが入りすぎたりしていますので、厚みを出して丸顔をカバーするようにして行きましょう」

こういうアドバイスはお客様の未来に対してのものなので、お客様は次回以降の来店に期待することが多いと思います。

私は続けて、こう話します。

「次回は長さだけ揃えてカットして厚みは生かすようにします、来る度に厚みが増えて、輪郭をカバー出来るようになりますよ」

「来る度にどんどん良くなりますから、楽しみにしていて下さいね」

そう言ってカット終了後にアフターカウンセリングをしてお会計となります。

お客様がまた来店する気持ちになるような理由が必要です。

何となく言われたことだけをやって完結するよりも、言われたことの奥あるお客様の「思い」を感じ取りながらカウンセリングやアドバイスで「傾聴」することが大事です。

お客様の気持ちを自分のことのように感じる「同調」することも大事です。

傾聴して同調して、一段高い認識で専門知識でお客様を引き上げていくようにアドバイスしていきます。

お客様はある悩みで気持ちが沈んでいますので、その気持ちを引き上げる「言葉」を選んで提案していきます。

では次の考察は前髪です。

今までは全体の長さ(レングス)やボリューム(シルエット)などを中心に考えてきましたが、全体のヘアスタイルが決まりましたら、次にディテールについてお客様と話し合います。

詳細は特に大切です。

前髪・耳周り・襟足など細かなディテールについてイメージジングしながら、お客様の発信しているものとすり合わせていきます。

お互いが受け取っているイメージに相違がないか?再確認を繰り返しながら話を詰めていきます。

丸い輪郭をカバーしたいと希望された場合の前髪の考え方。

上図は、最初に考察しましたレングスやフォルムにつていのカウンセリングとヘアデザインの意思決定後に、髪のディテールについて詰めていく場合に前髪の話はとても重要です。

私が選んだのは、F・M・Sと緑色の丸で囲った前髪です。

前髪が短い場合はその左隣の、E・L・Rを選ぶと思います。

この場合は、「もう少しこの部分を伸ばすことでさらに輪郭をカバーできますよ」とアドバイスすると思います。

上段からロング、中段はミディアム、下段はショートです。

それぞれレングスは違いますが、前髪の印象は同じものを選びました。

これはとても単純な考え方ですが、サイドパートで毛流をアシメにすることで、対角線が長くなり、輪郭を細く見せる錯覚を狙ったものです。

下図の矢印の長さを比較すれば一目瞭然ですね!?

前髪のラインが横に強いと輪郭は幅広く見えてしまう。

造形心理学になりますが、輪郭はどの絵も同じなのに、丸顔に見えない、あるいはカバーしているように見える。

この・・・『〇〇にみえる』。ということが重要です。

他人から自分がどうみられているか?

この「思い」のあり方が、それを「欠点」と見るかどうかにかかっています。

本人が欠点だと感じていれば、「周りがどう思っていた」としても関係ありません。

それは紛れもない「コンプレックス」に変身してしまいます。

その「変身」の瞬間は突然やってきます。

誰かに何かを言われた時・・・

本や雑誌で読んで自覚した時・・・など様々です。

いずれにしても私のような仕事はお客様の「心をカットして造形する」ことですので、こうした提案が生まれてきますし、そうした発想や着想が大事になります。

お客様が来た時よりも気持ちが軽くなればその施術やアドバイスは「成功した」と言えるでしょう。

十人十色ですので、それぞれが何か「思い」を持って来店されています。

今回の考察も美容師にとっては当たり前のことばかりですが、当たり前のことを当たり前に徹底してやっていくところに厳しさや難しさがあります。

私が常に座右の銘として心に刻んでいる言葉があります。

それはこの言葉です。

『神は細部に宿る』

一見お客様から見えないようなところをこそ大事にしていく、細部にこだわることがとても重要です。

それではいつかサロンでお会いできる日を楽しみにしています。

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